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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店で      樺部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その67

愛知県在住 M様オーダー品


こちらは、当店の長年のお客様からのご依頼です★以前よりご自身でボードを組んでおられましたが、様々なブランドから良質なエフェクターが発売されており、それらをゲットしながらボード内のマイナーチェンジを繰り返しておられました。
そしてある程度理想的なシステムが決まった事を機に、当店に組込みのご依頼を頂きました。
そのボードとは何と!
プリ・エフェクトとポスト・エフェクトそれぞれを分けるというシステムです♪

プリ・エフェクトとは、ギターからアンプのInputに行くまでの「前掛け」エフェクターの事です。
一方、ポスト・エフェクトとは、アンプのSend/Return間に繋ぐ「後掛け」エフェクターの事です。
これらをワン・ボードに収めるのが最近の主流になりつつありますが、結局は大型のボードとなってしまい、重量は重たくなるわ、足元は狭くなるわ、ケーブルが行ったり来たりで面倒だわ。と、決して利便性が高いとは言えないボードになってしまいます。

ですので、今回は2台に分けて連動はMIDI信号で行うスタイル(ラックシステム的)となりました★

プリ・エフェクト部

こちらが足元に設置されるボードとなります。
基本的に歪み系中心のボードとなりますが、プリ・ポスト・更にはアンプに至るまでを一括コントロールする為にMIDI機能も充実している”Free The Tone / ARC-3″を搭載しています。ARC-3には入力側のみならず出力側にもバッファー回路が付いているので、エフェクター毎の出力インピーダンスによる音量差を均一にしてくれます。
またこのスイッチャーは結構面白くて、Bogner Ecstasyペダルのリモートコントロールも行えたりするのです★

こんな感じでワイヤレスも搭載されています♪
下にはJunction Boxが。ケーブルの殆どがPedaltrainで裏側に這わされていますから、見た目もスッキリ★結構ギリギリのスペースですが、何とか収まりました。

ポスト・エフェクト部

そして、こちらがSend/Return間に繋ぐポスト・エフェクト側のボードです★
主に空間系を設置しており、それらのOn/Offコントロールは、手前に設置してある”RJM Effect Gizmo”で行っております。この機器はハーフラック・タイプでありながら最大5系統のEffect Loop端子を搭載しており、本体側でメモリーが可能です。
本来ならば、ラックトレイに設置してラックケースに入れる機器だと思いますが、今回この様な感じでボードに設置してみました。

こちらのボードもセッティングを簡単に行える様に入出力端子をこの様にJunction Boxに集めております。
勿論、こちらのボードはアンプの近くに置いてアンプのsend/return間に接続します。コントロールはプリ・エフェクトボードのARC-3からMIDI信号で連動させます。
空間系は、当店でも人気のStrymonがズラリ★音質の良さが人気の秘訣ですね。
この様に2分割のボードにした事で電源も余裕が生まれてトラブルも軽減出来る様になりました♪

ここからはM様のコメントです。

●コンセプト

プリエフェクトとポストエフェクトでボードを分けて足元をコンパクトにしたかった。
アンプを替えたりエフェクターの追加変更にも対応出来る拡張性を持たせる。

●完成後のご感想

長年、自分で組込みをしてきたので、ある程度までは出来るのですが、プラグの位置やシールドの引き回しに関して若干妥協して来たところがありました。
そこで今回はドクターMusicさんにお任せして作って貰いました。
あれこれ入れ替えをする浮気性の私にも対応出来る様に工夫をしてもらい、限りあるボードスペースの中にいっぱいエフェクターを詰め込んで貰いました。
色々なわがままにも付き合って頂き、またアドバイスも沢山頂きましてありがとうございました★
仕上がりに大変満足しています!!

こちらこそ、当店ご利用頂きありがとうございました。
また今後とも末永くご愛顧賜ります様お願いします★

という事で、次は貴方のボードが載るかもしれません?!
是非この機会にボード製作・組み込みなどのご用命・ご相談は当店まで御気軽にお申し付け下さい。

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