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エフェクト・ボード製作その258

玲様オーダー品

今回のご依頼は、「エフェクトボード製作その239」でご紹介させていただいたお客様のボードの機材変更依頼となります。
前回製作をさせて頂いた時点でかなりタイトな仕上がりでしたが、今回ここから一部のエフェクターを外してBOSS/GT-1000CORE・FreeTheTone/LDP-1を導入し、加えて一部配線の変更作業も行わせて頂きました。



写真の通りジャンクションボックスの入出力端子数がとても多くなっております。
こちらには4CM接続が出来るようにGuitar Input、To Amp Input、from Amp Send、To Amp Returnの入出力4系統に加え、ES-8 LOOP4回路のSend/Return、Output 2、更にMIDI Out、RJM Mini Amp GizmoのFootswitch端子を立ち上げしております。
SHURE GLXD6ワイヤレスレシーバーからの入力は、端子を介さずジャンクションボックス内に結線してあります。(こちらはGuitar Input端子にプラグを接続する事で遮断される様になっています)



写真ではその違いが分かりづらいのですが、今回2列目のFATエフェクターを全て嵩上げしてその下にケーブル類が通る様にしておりますので、前回製作させて頂いた時より少し立体的になっています。
中段のエフェクターを蓋の厚みギリギリまで嵩上げした事で、今度はWhammyを踏んだ時に靴がFATのエフェクターに足が当たってしまう為、Whammyを傾斜させるアングルを取り付けしました。
これは実際にご依頼者様にご来店頂きまして角度などを決めて製作させて頂きました。



当店の製作では初となる”FreeTheTone LDP-1”を追加するご依頼も頂きました。
スペースがギリギリでしたが、この様に設置してみました。
その右側には以前まで台座下に設置してあったSuhr Bufferを移設しております。



Line6 HX StompのSend/Return端子を活用したいというご要望に応えるべく3列目の台座下にスペースを作り、コンパクトなJunction Boxを設置しています。
その横にはDC9V端子も引き出しておりますので、ここに追加エフェクターを接続した時に大変便利かと思います♪
パワーサプライは前回同様に台座下にStrymon Zuma R300+Ojai-X2台がLink接続されています。



流石にこのスペース内に全てエフェクターを収めつつ配線するとなりますとケーブルも凄い量になりますので、前回に引き続きFreeTheTone Solderlessケーブルを使用しております。
要所には太いサウンドが特徴のCU-5050ケーブルを採用しています。
ご依頼者様が、長期間使用する事によるsolderlessプラグのネジの緩みを懸念されておりましたので、一本ずつネジロックを入れて固定しております。
その他、プラグキャップのカラー指定やControl端子のケーブルもカラー指定頂くなど、随所にご依頼者様の拘りを詰め込んだボードシステムが完成しました★

ここからは、玲様のコメントです。

●ご依頼いただいた経緯・コンセプト

前回ドクターミュージック様でボードを組んでもらってから、HX STOMPのスナップショットでは足りない場面が出てきて、GT-1000 COREの導入を決めました。
が、運搬の面からボードサイズはこれ以上大きくしたくなく、藤原様に相談しました。
更に、仕様を変えるならと様々な無理難題(ループ&MIDIのジャンクションボックスへの引き出し、HX STOMPのセンドリターン、WHAMMY操作時の干渉削除、ES-8のMIDIインターフェースのスペース確保、ネジロック、LDP-1等)をお願いしました。

●完成後の感想

限られたスペースの中、無理な依頼を全て解決してもらいました。
操作性、拡張性も飛躍的にアップして、気のせいかノイズも減った気がします。
もう感謝しかありません。
また次にボードを組み直す際にはドクターミュージック様にお願いさせていただきます。

この度は当店をご利用いただきましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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