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エフェクト・ボード製作その235

TAMURA様オーダー品

今回のご依頼者様は、長く当店をご贔屓に頂いておりますお客様★
以前に他店にてボードを組んでご使用されておられたのですが、今回新製品のスイッチャーか発売された事で満を持して新規にボード制作のご依頼を頂く事となりました。
お預かりしたボードはそのまま流用しつつ新規にFreeTheTone ARC-4を導入するシステムです。
同メーカーの前身モデルARC-3と比べて横幅はコンパクトになりましたが、一方で厚みと奥行が少し大きくなっております。
また一部のLoop回路がStereo Loop対応になってBoost機能、位相反転機能など、これまで以上に実用性を考えたニューモデルになっております。



ボードはCAJのシステムボード4408という事もあり、このサイズの中に指定される機器を設置するとなると設計段階から色々と考える必要がありました。
よって一部のエフェクターを除きコンパクト系ペダルを床上げして設置し、その中にケーブル類を流す方法で設計してみました。
この様にJunction Boxも床台の隙間に設置。
Pre/Post用のエフェクターのIn/Outに加えて、ご依頼者様が使用されているGrooveTubes Soul O 75用のフットスイッチ端子も設置しました。
それまでのアンプのフットスイッチとは方式が少し異なる為回路解析に苦慮しましたが、無事ARC-4のスイッチ回路で連動させる事が出来ました♪



前列にはFulltone Clyde Wah、Shin's Music Perfect Volume、そしてARC-4の左にはFreeTheTone TRI AVATAR TA-1Hを設置。
TRI AVATARの奥にはEventide Timefactorを設置し、これらはMIDI信号でコントロールを行っております。
ARC-4側でのPCナンバー設定が簡単になった事で、セッティング時間はかなり短縮されました。



ARC-4の奥にはPetersonのStroboStomp HDとBob Burt AH-1(Allen Hainsシグネイチャーモデル)、Retro-Sonic Phaserを設置。
このStorobo Stomp HDは視認性も高く、tuningも正確なのでこれからドンドン売れて行くかと思います。
これらを接続しているケーブルは、今回CAJ KlotzケーブルとSwitchcraftプラグを採用しております。
ケーブルも本数が多くなると重量に大きく乗ってきますので、少しでも軽量にという思いもあります。
また、PostエフェクトのラインにはSuhr MiniMix2を経由させる事でクリアーな空間系サウンドを実現しております。



電源はStrymon Ojai R30+Ojai-Xを使用しました。
Ojaiは複数台リンクして使用出来る利点があり、またクリアな電源を供給出来る為、複数台のエフェクターをひとつのパワーサプライから供給した場合に発生するノイズなどを解消する事が出来ます。
納品時に 簡単な使用方法などのレクチャーをさせて頂きまして、その場で音作りもさせて頂きました★

ここからは、TAMURA様のコメントです。

●ご依頼いただいた経緯・コンセプト

他店で組んだボードも年数が経ち、色々と音質を含め不便な点が出て来た事もあり、最新のスイッチャーARC-4を中心としたボードにリニューアルしたいと考えておりました。
拘りの点としては、センド、リターン用にミキサー(suhr mini mix)を導入して、空間系エフェクトのかかり過ぎを避けたいと考えておりました。

●完成後のご感想

今、所有しているアンプの groove tube soul0-75、suhr badger30どちらでも、使いやすく、見た目もカッコ良いボードになりました。
ARC-4の使い方がまだまだなので、これから覚えて行きたいと思います。

この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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