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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その234

MGK様オーダー品

今回のボードは、既に一旦組まれた状態でお持ち込み頂きました。
内情を聞けば「以前、他店にて組んでもらっていたボード制作が頓挫し、一旦引き取って来たボードを再度しっかりと組み直す」という稀なケースでした。
事情は何であれ、バシッと組み直して気持ちよく使って頂ける様に、ご依頼者様と密にディスカッションを繰り返して完成致しました。



こちらのボードは基本シンプルに「ギター→エフェクター→アンプ」という接続方法で使用するボードシステムとなります。
Junction BoxにIn/Outを集約し、入力からVelocity MDCを経由してFreeTheTone ARC-3に入っております。このMDCは"Matchless DC30のシミュレートペダルという事です。
ある程度音声経路が決定してから数回仕様変更もありましたが、変更範囲も想定内でボード自体のサイズ変更をする事無く組み込みする事が出来ました★



Volume Pedal、ARC-3、Bud Wahと並んで、左側にLine6 M9を設置。
そしてM9の手前に3個のコンパクトエフェクターを並べております。
M9の呼び出しはMIDIで出来るものの、瞬時に踏みたい時の為に20mm程嵩上げをして、その下に手前3個のエフェクター類のシールドが流れています。
操作性の向上とともに、シールドが隠れてスッキリとした見た目になっています♪
また、ARC-3の奥に並んだエフェクター類も床台に設置しておりますので、立体的なボードに仕上がっております。



手前右側に設置されているBogner Ecstasy RedはARC-3のスイッチ端子を活用してOn/OffとBoostの切り替えが出来る様にしております。
ARC3にはC1~6のスイッチ端子が装備されており、この端子からTRSケーブルで接続する事でARC-3のプログラム毎にEcstasy Redの状態を切り替える事ができます。



さて、ここでやっぱりぶつかる難問の「Line6 M9用アダプター問題」です。
このエフェクターをパワーサプライから供給出来るといいのですが、なかなか特殊でして。
という事で今回もまたアダプターから出ているACケーブルを加工してFreeTheTone PT-1Dに接続。
アダプター本体の設置位置をどうしようか?色々と考えまして、今回こんな感じに設置してみました★
なかなかいいと思いませんか?
ジャストサイズの床台を作りその上に設置したらスッキリしました♪

ここからは、MGK様のコメントです。

●ご依頼いただいた経緯・コンセプト

友人にARC-3を譲ってもらい綺麗なボードを組みたいと思い拝見したブログの記事をきっかけに依頼させていただきました。
ボードのコンパクト化や軽量化が流行している中で1列目の配置の自分が「踏みたいモノ」・「踏みやすい位置」にこだわった結果大型になったという側面もありますが、かねてからの憧れであった大型のボードを組んでいただきました。

●完成後のご感想

まず、やはり仕上がりの綺麗さに感動しました。自分の語彙力では表現しきれません。
事細かで綿密な対応、メールや時に電話でのやり取りや設置予想図・経過報告・初めてスイッチャーを導入するにあたってMIDIなどの手引書・音声ラインにおいてのアドバイス・急な変更のお願いへの対応など依頼して良かった以上のものを感じております。
自分の現段階での理想のボードを実現できて嬉しく思います。
この度はありがとうございました。

この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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