RYUICHIRO様オーダー品


こちらは以前よりご贔屓頂いておりますお客様からのご依頼です★
今回、お手持ちの機材と新規導入機材で同時に2台のボード制作をご依頼頂きました♪
実はご依頼者様は、Peavey 5150とMatchless AVALON30をご所有されており、それぞれのアンプに合わせてボードを作って欲しいとのご要望でした。
という事で、Peavey 5150用はシンプルな直列配線+4ケーブルメソッド結線可能なボードを組み上げ、更にMatchless用として今回このボードを制作させて頂きました♪

こちらのボードを接続するMatchless AVALON30はシンプルな1chアンプですが、極上のクリーンサウンドが得られるので、アンプはクリーンセッティングのままでボード内のエフェクターで歪みを作り、併せて空間系として当店人気No.1のStrymon MobiusとTimelineを導入する事で広がりのあるサウンドを作り出す事が出来ました。



入出力部分にはCAJ In And Outを設置。入力/出力それぞれにBufferを入れる事が可能なので、音量や押し出し感を揃えるのにも大変有効な機器です。
その上にTunerを設置して視覚的にも見やすくしております。



スイッチャーはFreeTheTone ARC53Mを導入。5系統のLoopには歪み系ペダル×3台にElectroharmonix MEL9、BOSS PS-6を接続し、その出力からStrymon Mobius→Timelineへと繋がりMaster Vol.としてShin's Music Perfect Volumeを通ってJunction Boxに戻しております。
床台に設置された歪み系ペダルは、今後入替えの可能性もあるという事でしたので、ケーブル類を少し長めにお作りして簡単に入れ替えが出来る様にしております。
またMobiusとTimelineは台座の下に設置されているFreeTheTone MB-3で分岐されたMIDI信号を受取り、ARC53Mで一括制御が可能となっております♪



ボードもPULSEにてオーダーしたw700×d440×h100(mm)サイズで、少し奥行が広めのボードとなります。こちらも全て設計図を基に最適なサイズを割り出してのオーダーですので、この様にビシッとギリギリスペースで組み込む事が出来ます★
エフェクターの設置は通常のマジックテープとなりますが、ケーブルを結束バンドで固定させる事で簡単に外れない様に補強もしております。
また、エフェクターの数もなかなかの量という事で、アナログエフェクター用としてE.W.S PNS-1を設置しました。コンパクトなサイズではありますがアナログエフェクターにお勧めのノイズキャンセラー機能付き。



電源はVital Audio VA-08mk2を採用。
VA-08mk2には"A" "B"の2端子のみ9/12/18Vの切り替えが可能でして、今回Crews G.O.DとFreeTheTone ARC53Mを12Vで供給しております♪
隣のアダプターはVA-08mk2用とPNS-1のアダプターをTapに集約しており、ここから出たACケーブルをコンセントに挿し込むだけで全てのエフェクターが一括電源供給可能となっております。

初めてMIDI制御を活用されるご依頼者様でしたので、お引渡しの際にARC53Mの記憶方法などのレクチャーをさせて頂きました★
この様に、アフターケアも含めて分かり易くご説明もさせて頂いておりますので「何だかMIDIとか難しそうだなぁ」とお感じの方もご安心下さい!!
その他、ボードのトラブルやノイズ干渉などでお悩みの方も、是非当店にご相談頂ければと思います。

ここからは、RYUICHIRO様のコメントです。

●完成後のご感想

この度はありがとうございました。以前からボード構築を考えておりまして、色んな機材を集めておりました。
プロのノウハウを持ったドクターさんに是非依頼しようと決めておりました。
アンプの切り替え等、複雑なセットを希望するわけではないですが、スイッチャーによるスムーズな操作しやすいボードをお願いしました。出来上がりは素晴らしく見た目もすっきりで驚きました。
後は教えて頂いたスイッチャーの使い方を頑張ってみようと思います。
また今後ともよろしくお願いします。

この度は当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。