本文へスキップ

                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

電話でのお問い合わせはTEL.052-739-6412

〒463-0025 名古屋市守山区元郷1丁目1407

エフェクト・ボード製作その171

G県在住・K様オーダー品



こちらのボードは当店にご来店頂き、直接ご依頼を頂いたお客様です。昨今スイッチャー導入のお客様が増えている中においても、この様にシンプルイズベストな接続方法でご使用される方も沢山おられます。

ただ、それであってもレイアウト・電源環境によってはライブやスタジオワークでのパフォーマンスは大きく変わります。
またスッキリ、カッチリ組まれたボードは精神衛生上、プレイヤーのモチベーションを上げてくれる要因でもあります♪
是非、皆さんもお気軽にご相談頂ければと思います。



今回使用したボードは「ARMOR PS-2C」と少し小振りではありますが重厚なFRPボードを採用しました。
巷ではお手頃なボードも沢山発売しておりますが、よくよく考えたら「高級エフェクターを収納するのにボードがフニャフニャと歪んでしまう物では不安では?」と思うのです。持ち運んでスタジオやライブハウスで使用される訳ですから、この機会にしっかりとしたボードに入れ替えては如何でしょうか?



こちらのボードの音声の流れは、
Wah→Blackstar HT-Dual→EP Booster→M5→AD999
と、至ってシンプルではありますが、ツボをしっかり押さえたシステムとなっております。
エフェクターの固定はマジックテープとなりますが、ケーブルをインシュロックにて固定しており、かなりガッチリと固定が出来ております★ケーブルは全てCAJ+Switchcraftプラグにてオーダー製作を致しました。
とにかく余計な余りの無い長さで接続して、音質劣化を最小限に抑えております。



電源部分ですが、流石にBlackstar HT-Dualは真空管を使用するだけあって極端な電源(24VDC)なので、この様に専用アダプターのACケーブルを調節してPedalPower2+のAC Outlet端子に接続しております。
またLine6 M5は9VDCではありますが、デジタル機器故に消費電流量が大きい為、今回PedalPower2+の2端子をパラレル接続して500mA供給可能にして接続しております。
(この様に2端子を接続して消費電流量を上げたり電圧を上げる事が出来るパワーサプライは一部のモデルのみとなりますので、対応機種については当店スタッフまでお問い合わせ下さい。)
アナログエフェクターに比べてデジタルエフェクターは電源にナイーブなので、この様に余裕を持たせて期要求する事により、予期せぬ誤動作を防ぐ狙いがあります。



採用したVoodoo PedalPower2+をボード奥側に設置すると端部分が邪魔してACケーブルが挿せないので、この様に少し嵩上げをして固定しております。本当にちょっとした事なのですが、組んでみて後から「使い難いなぁ」と思う事が多々ありますので、ボード企画の段階から色々と考えてこの様にアレンジをするのも当店のサービスの一環です♪
ARMORボードを使用される方の多くは、この問題を考慮してボードの向きを奥開きにされる方も多いと思いますが、意外と使用する際に面倒くさいですよね。

ここからは、K様のコメントです。

●ご依頼頂きました経緯・コンセプト

コンセプトと呼べるようなものではありませんが、今までのボードはケーブル類の見た目がごちゃごちゃしていたのがちょっとした悩みでした。
今回、機材導入に伴い大きめのボードに変更する必要が生じたことから「折角ボードを新しくするなら綺麗に組み直していただこう」と思い依頼させていただきました。


●完成後のご感想

仕上がったボードを見てあまりのカッコよさに感激いたしました。
三宅様には機材の選定や配置に関して親身に相談に乗っていただき感謝しています。
私の場合、ギターの技術もまだまだ未熟でエフェクターもあまり詳しくないのですが、使いやすい音で表現の幅も広がったように思います。
また、各エフェクターのON/OFFもしやす く、何より演奏が一層楽しくなりました。大事に使いたいと思います。
今後もいろいろと相談させていただくことがあるかと思いますが、その際はよろしくお願いいたします。

当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

shop info店舗情報

ドクターMusic
㈱中部電子楽器

〒463-0025
名古屋市守山区元郷1丁目1407
TEL.052-739-6412
FAX.052-739-6413