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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その120

東京都在住・ST様オーダー品



こちらのボードは、基本的にボード内で全ての音質を作り上げてアンプ自体はクリーン・セッティングで使用されるシステムとなります。
最近では、Guitar→Pre Effects→Amp In、Amp Send→Post Effects→Amp Returnというアンプの歪みを生かしたセッティングでご使用されるユーザー様も増えました。
しかしながら一方で、上質なサウンドが得られるエフェクターが増えた事で、音作りの殆どを足元で完結するシステムを望まれる方も増えております。
今回ご依頼頂いたお客様も、搭載しました機材を見て頂ければご理解頂けるかと思います♪



ボード中央辺りに設置された"Shigemori Stone Drive"は、正にそんなユーザーにピッタリの最高品位なオーバードライブと言えます。
とにかく一音一音が太く、芯がクッキリとしております。




手前にあるEmpress Compressorのside chainにはEmpress Para EQ/Boosterが接続されております。
このサイドチェインにEmpress ParaEQを接続する事で、ある特定の帯域にコンプレッサーが過剰に反応する事を防ぐことができます。またイコライジングで特定の帯域を強調する事で、ピーキーな部分に対して特にコンプレッションの反応を強くさせることができます。この接続用のインサートケーブルのみFreeTheToneのケーブルを使用しております。




Shigemori Stone Driveの左にはStrymon TimelineとBig Skyを設置。その奥にはKeeley C4 Comp、Shigemori SMD、Shigemori Puretoneが設置されています。
何ともスッキリとしたボードに見えますが、この床台を外してもケーブル関係が綺麗に這わされております★
DCケーブルもしっかり長さを計測して一本ずつ製作・組み込みをしております。



PEC-2のMIDI OutよりBig Sky→Timelineと信号が送られており、それぞれのプログラムNo.の呼び出しを行っております。
そして電源部分は、ご存じFreeTheTone PT-1Dを使用し、専用アダプターはAC Outletより供給しております。
ここで気を付けなければいけない点があります。PT-1DのHi Current DC 9V端子は300mAの高出力端子ではありますが、ここからはStrymon系及びEventideなどの供給は出来ません。
よって、今回の様にStrymon系を設置・供給する場合は専用アダプターを必ずご使用される事をお勧めします。


ここからはST様のコメントです。

●今回のボード製作に至った経緯、コンセプト

配線などがごちゃごちゃせず、整理しておきたかった。
システムをシンプルに扱いたい。

●ご感想

MIDI管理も含め理想のシステムになりました。
大きめのエフェクターが多かったのでそれが段などでうまく整理出来たので良かったです。
以前の筐体ではノイズにも困っていましたがそれも解消されました。
コンプの位置はまだ模索中ですがとりあえず現状でのプレイに関しては満足しています。 

また好みなど変化あればその都度よろしくお願いいたします。

こちらこそ当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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