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                        中部地区唯一ギターアンプ修理の専門店です     ㈱中部電子楽器

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エフェクト・ボード製作その101

名古屋市在住・斎藤様オーダー品



当店取扱商品"Eminence Speaker"のエンドース・プレイヤーとして、村上"ポンタ"秀一氏などともセッションをされているプロ・ギタリスト「三浦 央」さんのバンドでベースを弾いておられる齋藤様よりボードの依頼が御座いました★
実は結構長いお付き合いだったりする方なのですが、今回ご依頼頂いたボードシステムは今までには無い大胆且つ画期的なシステムという事で、、、最初のご相談の段階でスタッフ一同驚きを隠せませんでした。
何と!ボード内にアンプヘッドを搭載するという新技!
え?アンプなんて何処にあるの?と、写真を見てる思われる方も多いでしょう。
実はこんな感じになってるんです。。。



この様に一段目にアンプを搭載し、その上にまたエフェクターボードを置くという正に
「お重箱」状態のシステム
です♪
ベースアンプは小型でありながら上質で肉厚のあるベースサウンドを作るWalter Woods。
1段目のボードにはアナログ系のエフェクターとTunerが設置されており、
手前にあるXotic X-BlenderにはBass Micro SynthとAnalogmanのDistortionがブレンド
されております♪



パワーサプライはアンプの電源や専用アダプターを多用する為、
Free The ToneのPT-1Dを採用
しました★
またアンプの固定は、物理的にも困難だったので凹型のステイの中にはめ込んで、
ボードの蓋を閉める際に上からクッション材で押さえる様にしております。

それ以外は割とシンプルに組み込みが出来ました。
実際にはこのボードはベース用キャビネットの上に設置したままという事だったので、
A/B Boxのみが足元に来てアンプのch.とTunerへの音声切替を行う様になっております。




そして2段目の空間系エフェクターボードがコレ★
一段目に設置されているWalter WoodsのSend/Return感に接続して使用します。

左手前にあるKeeleyのLooperにてOn/Offを一括で行う様にセットしてあります。
齋藤様曰く、基本的に切替えは手動・・・との事でしたが、これらを演奏中に切り替える場合のみ足元に持ってくるという手もありますね。
大型の一枚盤に全てをセットするより、この様に二つに分けて組むボードも結構良いかもしれませんね。
正にライブ・プレイヤーらしい発想で、またひとつ勉強させて頂きました。

ここからは齋藤様のコメントです。

●今回ご依頼頂いた経緯、コンセプト
今まで自前でいろいろなシステムを組みライブをしてきたが、ライブ環境ごとに諸々の不都合が生じてきました。
それを解消するために以下の必要性を感じエフェクターボードの製作を依頼しました。
1.アンプも含めセッティングが迅速にできること。
2.音質劣化を防ぐため極力ダイレクト接続に近づけること。
3.いかなるライブ会場でも演奏しやすくするため足元に置く機材を減らすこと。
4.ライブ構成に合わせエフェクターのセッティングを使い分けられるようにすること。


●完成後のご感想、当店へのご感想
自前で組んでいた時より格段に音質がクリアーになったことに驚きました。
エフェクターの配置やひとつひとつのケーブルの取り回しが的確かつ丁寧に仕上げられているからと思いました。
また、操作性についてもセッティングの速さ、演奏中の扱いやすさが向上し、演奏に集中できる環境になりました。
今回は、普通ではありえないエフェクターボードの構成であったと思いますが、いろいろアドバイスを頂き、コンセプト通りのエフェクターボードが出来ました。
ありがとうございました。

こちらこそ当店をご利用頂きましてありがとうございました。
今後共変わらぬご愛顧賜ります様お願い申し上げます。

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